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SNSには書かれない、二人の私的な日記集。
"『僕らの先月』は、岩手県遠野市に住む富川岳と、埼玉県小川町の住む柳瀨武彦による2025年春の1ヶ月間の日記です。その日の出来事や感情を記して毎日送り合い、往復書簡のようなかたちで出来上がりました。遠くで暮らしていながらどこか近い、似ているようで似ていない、まもなく30代を終える二人の男のゆれる日常です。"(本文引用)
かつて三軒茶屋という同じ土地に住み、共にアートフェスを企画したことから仲良くなった富川と柳瀨。20代はそれぞれ広告業界に在籍し、金曜の仕事終わりに夜な夜な夢を語り合った。30代は同じタイミングでフリーランスと法人化を経験。今は東京を離れて岩手県遠野市、埼玉県小川町に住んでいる。本書は、20〜30代と対話を繰り返してきた二人が、2025年春に毎日200文字で日記を送り合ったものを書籍化した、ごく私的なZINEである。似ているようで似ていない、遠いようで遠くない、SNSには書かれない二人の小さな日常な垣間見える一冊である。
著者:
富川岳(@gaku.tomikawa)
柳瀨武彦(@takehikoyanase)
デザイン・印刷・製本:
中野活版印刷店
発行:
遠野出版・YOU INC.
◎富川岳
1987年新潟県長岡市生まれ。岩手県遠野市在住。夏は郷土芸能「シシ踊り」のシシとして、冬は作家として活動中。『本当にはじめての遠野物語』(遠野出版)、『異界と共に生きる』(生活綴方出版部)、『シシになる。——遠野異界探訪記』(亜紀書房)。
◎柳瀨武彦
1986年東京都練馬区生まれ。埼玉県小川町在住。企画と編集の会社YOU INC.代表。喫茶「PEOPLE」、本屋「BOTABOOKS」店主。クリエイティブスタジオ「UNE STUDIO」、ローカルポッドキャスト「おがわのね」主宰。天パ。
日記のつづき:
二人が2014年から運営するホームページ
「ゆらしにきました」もどうぞご覧ください。
https://yurashinikimashita.jp