"ぜんぶ、ここにあるの。"
『遠野物語』の話者・佐々木喜善が生まれた物語の聖地であり、国の重要文化的景観にも選ばれている遠野市土渕町・山口集落。遠野の中でもひと際まちから離れたこの集落には、山や田畑など自然を大切にしてきた山口の人々の暮らしがありました。
この本は、集落の暮らしや食について、ひとりの女性がコツコツと書きため撮りためてきた一冊のスクラップブックから始まりました。「これを本にしたいの」。そんな女性の想いを聞いた遠野の若者たちの熱意によって、約2年の歳月をかけて制作されたこの本では、四季の暮らしを「食」を通して見つめ、料理とその背景、想い、作り方、食材の保存方法などをご紹介しています。また、岩手を代表する写真家・奥山淳志さんの写真も大変すばらしく、集落の生活や人々の息遣いが感じられます。
『ここから見える物語』についてはこちらへ
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